インドネシア訪問記Ⅱ ~スカブミ編~

弊社提携の送出し機関の所在地は、首都ジャカルタから約100km離れたスカブミという地方都市。
大都会ジャカルタの喧騒とは異なり、現地の人々の生活がうかがえるアットホームな町です。
移動中に町を行き交う人々を観察していましたが、若者と子供が多い!!!
インドネシアの人口は、約2億7,000万人超で毎年300万人以上増加しているとのこと。
人口だけでも単純に日本の2倍以上、平均年齢はと言うと日本の約48歳に対しインドネシアは約29歳。
若者と子供が多いのも頷けます。

訪問した時期は、インドネシアの大規模選挙前ということもあり、ジャカルタのみならず至る所で各政党の旗や大規模なポスターが掲示されていました。
ちなみに、インドネシアの選挙権は17歳からとのことです。

提携送出し機関でも19歳~20代前半の若者たちが、特定技能として日本で働くために希望と期待を膨らませながら、とても熱心に意欲的に学んでいました。
「えっ、勉強してまだ半年???」と驚くほどの日本語力には、ただただ脱帽するのみ。
それもそのはず、彼・彼女たちは6ヵ月間で日本語基礎テストと自分の進みたい分野の評価試験に合格しているのです。
果たして私たち日本人が、たった6カ月で外国語の基礎をマスターし、職業の試験に合格することが出来るだろうか・・・?
日本人がアルファベット表記が主体の外国語を学ぶのとは違い、日本語は文字だけとってみても漢字・ひらがな・カタカナの3種類。
特に漢字圏の国ではない外国人にとっては、文字を覚えるだけでも大変です。
どれだけ彼らが努力しているかがうかがえます。

今回、全てのクラスにお邪魔しましたが、皆さん積極的に手をあげて質問してくれたり、私たちの話に興味深くかつ真剣に耳を傾けてくれました。
休憩時間には気さくに話しかけてくれ、生の日本人と直接会話をするチャンスを楽しんでいるようでした。
そして、何といっても印象的だったので、キラッキラの目の輝きと溢れんばかりの笑顔!!!
スタッフの方々をはじめ皆さんとても素朴で、やさしさに包まれた心地よい時間でした。IMG 2043


 


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